好奇心のままに放浪しながら歩むリハビリ道!
荒木 直人(アラキ ナオト) 資格:理学療法士
好奇心旺盛なのは幼少期から!!
荒木さんの整体院みちしるべは、島根県松江市にあるのですね?
はい。生まれも育ちも島根県で、現在は地元で開業しております。
みちしるべさんには、どのようなお客様が来るのですか?
現役で働かれている方が多いですね。あとは、部活動でケガをした学生も来ます。
荒木さんもスポーツをやっていたのですか? 野球をやっていましたが、どちらかというと文化系でした。学校の休み時間や放課後になると、図書館にこもって小説や図鑑を読んでいましたね。 どちらかというと大人しめだったのですか? いえ、好奇心旺盛だったので、自分の好きなことしかしなかったんです。幼い頃は、とにかく本が好きだったので図書館で過ごしていました。 だからと言って、決して大人しかった訳ではありません。ドロの水たまりにダイブしたり悪ふざけばかりして、しょっちゅう叱られるタイプでした。
幼少期に夢はありましたか?
野球をやり出したときには野球選手、動物を飼えば獣医でした。その時々の好きなものに合わせて夢を描いていました。
ギリギリのところで決した理学療法士への道!!
理学療法士はどのタイミングで志したのですか?
高校3年の8月です。周囲の人たちが、進路を決め始めていたのですが、自分はギリギリまで決められずにいました。
なんとなく大学へ進学すれば良いかなどと考えていましたが、大学卒業後の将来をイメージできませんでした。 そんなとき、一緒に塾に通っていた友人が、隣町にある米子市のYMCA医療福祉専門学校に進学すると話していたのがきっかけとなり、理学療法士を志すようになりました。 専門学校に行けば国家資格を取得することができ、医療や福祉の現場で働くという具体的な将来像を描けたからです。
振り返ってみて、どのような専門学校生活でしたか?
自分は、要領が悪い上に優秀でもなかったので、勉強や実習で大変苦労しました。苦労した分、学びも多かったですけどね。
実習で痛感したリハビリの意義!?
その学びの内容を教えて頂けますか?
生きるとは何だろうと考えさせられる出来事が起きました。
維持期の病院での臨床実習中に、寝たきり状態になってしまった患者さんがいたんですね。 その方は、ご自身の身体が思うように動かないことに苦痛を感じ、「生きていてもしょうがない!!殺してくれー!!」」と叫んでいました。 その姿を見たときに、なんとも表現し難い儚さを感じました。 このような状態になってまで、リハビリをしても意味があるのだろうかとさえ思い、改めてリハビリの意義を考えさせられました。
迷いながら切り開いた起業への道
専門学校卒業後は、どちらに就職されたのですか?
島根県安来市にある安来第一病院に就職しました。疾患問わず幅広い患者さんのリハビリを担当させて頂きました。
実際に現場で働いてみてどのように感じましたか?
いろんな患者さんと接するうちに、自分の専門性を高めたいと思いました。
そして、産業理学療法や作業管理士の勉強をし、現役の働く世代のケア・サポートをできたらという思いが強くなっていきました。 そうして起業するに至ったのですね? はい。高校時代から仲の良い友人が整体師をやっていたので、その友人と一緒に仕事をしたいと思っていたのも理由の一つです。 起業するにあたり不安もありましたか? 勿論、ありました。ただ迷っていても仕方ないので・・・。自分の趣味が、放浪旅なんですね。 アテもなく、宿も決めずに見知らぬ街を歩くのが好きなんです。 放浪といっても、旅先で人間観察したり、その土地の美味しいものを食べたりして過ごすだけなんですけどね。学生の頃は、お金がなかったので公園にダンボールを敷いて寝てました。
アテのない放浪旅ですか!リスクばかり考えていても前進できませんものね。一歩踏み出してみるって大切ですね!? ダンボールを敷いて野宿していたときの感覚をもって、お仕事もサバイブしているのでしょうか? はい。起業して2年目なので、まだまだこれからですけどね!!
荒木さんのプライベートは!?
プライベートは充実していますか?
キャンプや旅行などを楽しんで過ごしています。リハビリ以外の仕事では、ラーメン作りなんかもしています。ホント好奇心のままに生きているってカンジです!。
ご結婚はしていないとのことですが、恋人はいらっしゃるんですか? いないです(笑) 恋愛も放浪されているのですね!? いや、放浪すらしていません(笑)
荒木さんの描く今後の展望は?
荒木さんの今後の展望を教えていただけますか?
これからも放浪しながらいろいろんなことに触れ、吸収していきたいです。
人間って迷っても良いと思うんです。これからも放浪しながらいろんなことに触れ、吸収していきたいです。新しい情報や先端の治療法は、都市部に集まりがちで中央集権的なところがあるかと思います。 自分も現状にとどまらずによりいっそう勉強に励み、経験値を高めていきたいです。それを地元に還元することで山陰地方も盛り上げていきたいです。 その上で、自分と関わってくれる方々が幸せになれたら嬉しいですね。
好奇心の赴くまま果敢に挑戦することって大切ですね!?そうした思いは、ダンボールに横たわって夜空を望んだときと変わらぬ感覚でしょうか?
はい。状況は変わっても、好奇心旺盛な感覚は幼い頃から何ら変わっていないかもしれませんね。これからもその感覚を大切にしつつ仕事に励んでいきたいです!!
- さまざまな
保険外分野の仕事の
情報のお知らせ - 会員限定記事の
閲覧権限 - 会員限定
イベントのご招待
※企業や行政の体操動画作成依頼、セミナー講師依頼、個人宅や施設での保険外の訪問リハビリ案件